今年も公示地価が公表されました。
公示地価とは、1月1日時点の1u当たりの土地の価格を公示したもの。
近畿地方の発表された公示地価は、
おおよそ、『昨年の肌感覚』と変わらない感じです。
公示地価 近畿では大阪・戎橋のビルが3年連続1位
京都の地価は頭打ちの傾向3/18(水) 読売テレビ
土地取引の参考とされる「公示地価」が、18日発表された。
近畿2府4県で最も高かったのは、3年連続で大阪・戎橋の前にあるビル。1階はドラッグストアで、価格は1平方メートルあたり2870万円。
昨年から44.9%も上がり、上昇率も全国で3位。
この3年間で土地の価格は約2倍となった。
大阪の最高価格は、29年前の1991年のバブル期をピークに落ち込んだが、7年前から上昇に転じ、今ではバブル期に迫る勢いだ。
一方、京都では、商業地の最高価格は四条河原町にある商業ビル。
昨年に比べ18.1%上がったが、上昇率は3年ぶりに縮小し、京都府全体でも年々大きくなっていた上昇率が10年ぶりに縮小に転じた。
京都の地価が頭打ちの傾向を見せ始めている。
今後、新型コロナウイルスの影響で減少している外国人観光客が、どう地価に影響するのか注目される。
今年1月1日時点の公示地価。
京都はホテルブームに陰りが見え、
一方の大阪は訪日外国人需要とIR&万博期待で盛り上がっていました。
その後、コロナウィルスで一気に雰囲気が変わったのが1月末。
今回の公示地価には全く反映されていません。
今の肌感覚だと、上昇どころか、下落が始まている感じです。
公示地価は遅行性指標。
株価も暴落し、今年は約10年ぶりの大相場になりそうです。

人気ブログランキング