収益不動産価格 定点観測
2020.04.10
収益不動産価格、ウォッチしていますが、
4月に入り、一段と下がってきた感覚があります。
但し、下がり方には明らかな地域差が感じられます。
当方の投資地域である京都、大阪や札幌を中心に見ていますが、
一番影響が大きいのは京都と大阪の商業地域。
札幌の商業地域は少し下がったかな?程度ですね。
特に京都市内の『田の字地区』(京都市内で一番人気)。
明らかに価格下落しています。
というか、ここ数年の売買価格が明らかに高すぎただけで、
数年前の元の価格に戻ったとも言えますが。
大阪でも、ホテル用地になるような地域が明らかに下がってます。
一方、札幌はそこまでの値下がりを感じないですね。
ここ数年の値上げ幅に比例して値下げ幅も決まっている感じ。
郊外地域は都市部商業地域ほど大きく下がっていないですが、
これもここ数年の値上げ幅に比例しているんでしょう。
表向きの売値はそのままですが、
水面下情報、って触れ込みで値下げ価格の打診が多いです。
下げ相場入りで、
久々に、売主優位から買主優位の売買市況になってきました。
良い物件があれば積極的に検討したいです。
人気ブログランキング
テレワークで不動産相場が変わる
2020.04.11
コロナウイルス対策で多くの企業がテレワークをはじめました。
ニュースを見ていると、朝の通勤電車や道路。
今まで混みまくっていたのが、信じられないぐらい空いています。
私も朝、何度か車で大阪市内を走りましたが、
明らかに車や人の流れが少ないですね。
コロナ終息までどれくらいかかるかわかりませんが、
1年前後はこういった生活が予想されます。
テレワークで仕事をするうちに、一部では、
「テレワークでも仕事出来るね」ってなるような気がします。
わざわざ電車で出勤しなくても自宅で仕事。
もし可能なら、とても時間効率が良いです。
片道の通勤時間に1時間かかっていたなら、1日往復で2時間。
2時間もあれば、趣味に時間使えるし好きな勉強等にも使えます。
コロナ終息後、
一部企業はこのままテレワークを推進すると思います。
そうなると、当然、賃貸物件にも影響が出てきます。
今までの賃貸物件。
家賃や最寄駅からの距離などが重要な決め手でした。
↓
しかし今後、テレワーク等で通勤が不要になる人は、
駅からの距離よりも部屋の広さや快適性を重視します。
大都市圏中心部の家賃と郊外中心部の家賃の開きが、
今より少し縮まる可能性を秘めていますね。
テレワークがどれくらい根付くかで、
今後の賃貸市場が大きく変化するかもしれません。
人気ブログランキング
コロナで住宅設備が消える
2020.04.12
中国でのコロナウィルス感染拡大。
世界の工場としての機能が完全にマヒしています。
4月に入って少しずつ改善しているようですが、
様々な商品で部品が入荷せず、納期延滞が発生しています。
不動産賃貸業のリフォームで使うことが多い住宅設備。
これらにも影響が出ています。
トイレ本体、ウォシュレット、洗面化粧台、システムキッチン等々。
2月下旬頃からこれらの商品が品薄に。
商品が入荷せず、現場の完成が遅れたりしているみたいですね。
当方は、直近で改修工事や入退去に伴う設備交換が無いので、
直接的な被害はありませんが、設備業者様に聞くと商品がもう無いとか。
そんな中、プロパンガス業者様から
約30台分のウォシュレットを設備提供で受け取りました。
とりあえず倉庫に保管。
今後、各物件で退去があれば設置予定です。
人気ブログランキング