賃貸業の全国的な問題に空き家問題があります。
毎年、「需要<供給」状態で建築されますので当然といえば当然。
平成30年住宅・土地統計調査。
空き家率の都道府県ランキングが紹介されています。
47位:山梨県21.3%
46位:和歌山県
45位:長野県
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3位:東京都
1位:埼玉県10.2%
1位:沖縄県10.2%
空き家率が最も低いのは、埼玉県と沖縄県で同率の10.2%。
ところが、空き家率だけで判断すると勘違いが起こります。
都道府県別の空き家数でみると、
全国で最も空き家数が多いのは東京となります。
山梨県が約9万戸なのに対し、東京は約80万戸。
他、千葉県38万戸、埼玉県34万戸、大阪府70万戸、愛知県39万戸。
当たり前ですが、大都市ほど多くの空き家があります。
だから大都市の空き家は危険とかそんな次元の話ではありません。
むしろ、賃貸需要のある大都市圏の空き家は宝の山。
再生することで立派な資産として運用できる可能性が高いです。
1棟物の収益不動産価格が高止まりしている中、
これから資産を築きたい人にとって、空き家投資は現実的な選択です。
行動しないために、何かの言い訳を探す人生より、
どうやったらそれが出来るのか、を考える人生の方が楽しいですね。

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