最近、色んな金融機関から
「保証協会付きで融資を受けませんか」と営業があります。
疎遠になっている金融機関からも連絡があったり。。。
全ては、下記の記事が説明しています。
無利子融資、地銀で過熱 金融庁は実態調査へ
2020/8/3 日本経済新聞 電子版
新型コロナウイルス対策で5月から始まった民間金融機関による実質無利子・無担保融資を巡り、地方銀行で競争が過熱している。
この制度では融資が焦げ付いても国の保証がつくため、一部の金融機関は貸出残高の目標を支店に課すなどシェア争いに走る。
金融庁は銀行がリスクを負わない制度融資に偏重するのを問題だとみて監視を強めている。
「貸し出しを伸ばせという指令が毎朝のように本部からくる」。
中国地方のある地方銀行の支店長は明かす。
同行では地域の金融機関別の無利子融資の件数や残高などを本部が細かく調べている。
地銀同士で顧客を奪い合っているほか、優良な取引先には資金ニーズがなくても借り入れを強く勧めているという。
地盤とするエリアを越えた「越境融資」も激しさを増す。
北陸地方のある県では、無利子融資をテコに県外の地銀が新規顧客への営業攻勢を強める。
北陸の金融関係者は「貸すだけで一丁上がりと言わんばかりだ。枠取り合戦のような例が多く出ている」と漏らす。

(中略)
金融庁は金融機関が保証つき融資に傾倒するのを問題視し、実態調査に乗り出した。
銀行自身がリスクをとる自前融資(プロパー融資)の残高を分析し、必要に応じて検査にも入る方針だ。
(以下省略)
いろんな人に聞くと、みんな手元資金が厚くなっています。
数千万円程度の収益物件や車が売れている、ともよく聞きます。
無利子融資や持続化給付金、1人10万円の特別定額給付金など、
様々な給付金や助成金がバラまかれているので当然の流れかもですね。
ある金融機関担当者が、「数年後、保証協会の経営が傾かないか心配」
と語っておられましたが、それぐらいイケイケ状態ですね。
個人的には、
「買うのは簡単。この物件は本当に(私の)購入基準を満たしているか」
本質を常に忘れないよう、粛々と事業に取り組みたいと思います。
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