マイナス利回り社債!?

2020.09.13



お金を借りて、金利を受け取る。

国内初、マイナス利回り社債だとか。



三井住友銀がマイナス利回り社債 国内初、ユーロ建てで1260億円
2020/9/5 日本経済新聞 朝刊




三井住友銀行は利回りがマイナスの社債を発行する

ユーロ建ての担保付き社債で10億ユーロ(約1260億円)を調達する。

日本企業が社債市場からマイナス金利で資金調達するのは初めて。

世界的に金融緩和が続くなか、借り手が金利を受け取る異例の状況が発生する。


三井住友銀が近く発行する社債の満期は5年で、「カバードボンド」と呼ぶ住宅ローン債権を裏付けにした債券。

金利が0.01%の社債を額面100ユーロあたり100.895ユーロで発行するため、三井住友銀は実質的にマイナス0.168%で資金調達できる。


欧州では欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利政策を導入しており、銀行が余剰資金をECBに預けるとマイナス0.5%の金利が発生する。

三井住友銀が発行する社債で運用すれば、利回りはマイナスになるものの、損失幅は相対的に小さくなる。

マイナス利回りの社債には一定の需要があり、欧州企業による発行が増えている。


国内ではトヨタ自動車グループのトヨタファイナンスが2019年、利回り0%の普通社債を発行した。

マイナスでの発行は三井住友銀が初めてとなる。


新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済収縮で企業の資金繰りは厳しさを増している。

三井住友銀は調達した資金を欧州での企業向け融資などにあてる。





要約すると、、、



銀行が余剰資金をECBに預けるとマイナス0.5%の金利が発生。

それよりもマイナス0.168%金利の社債に投資した方が良い。



理屈では理解できますが、、、

金庫保管でゼロ金利のまま放置は出来ないのか。






うん。投資資金は金庫保管が基本的に出来ない。

だから、、、株高の一因になってるんでしょうね。



更なる異次元ワールドに突入です。



マイナス金利でアパートローン融資。

貸してくれないかな。。。




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posted by ゴン at 16:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の買付

2020.09.14



今週、久々にほぼ指値無しで買付を入れました。

いつもは指値が厳しいのですが、今回は値付けが安かったです。



かなりの高額物件なので融資を受けることが必須。



昨年までなら融資特約なしで売買契約しても、

後で融資付けする自信がありましたが、最近は銀行融資が厳しいです。



支店でGOでも本店審査部で否認される事例も多いと聞きます。

バックファイナンスなんて今ではさらにハードル高そうです。



買付物件の資料を金融機関担当者様に送付。

感触は悪くないですが、とにかくエビデンスチェックが厳しいです。



不動産向け融資の焦げ付きも増えているようなので、

当面、融資情勢は厳しいと考えておいた方が良いですね。



買付は順番でなく、融資確定した人が一番手で契約予定。



それでも、、、元付なのでそれなりにグリップしてもらいます。

金融機関担当者様に頑張って頂こうと思います。




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posted by ゴン at 16:00 | Comment(2) | 収益物件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

決算書は絶対にそのまま出さない

2020.09.15



毎年、融資頂いている金融機関に提出する決算書。



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税理士さんから出てきた決算書をそのまま提出した場合、

金融機関の評価が、実態より低くなってしまっている可能性があります。




1年間で新たに物件購入すれば、登録免許税や取得税がかかります。

一方で、期中に購入した物件の家賃収入はフル計上されません。



もし新規の物件購入が無かったとしても、期中に大規模改修を行えば、

修繕費が非定常に大きく計上されている可能性が高いです。



金融機関担当者様は日々忙しいです。



経営者がしっかり説明しないと、

総勘定元帳から上記を汲み取って決算書を補正してくれる可能性は低いです。



なので私の場合、毎期、非定常の経費項目を一覧表にして、

担当者様に補足説明しています。



税理士さんから受け取った決算書をそのまま出さない。



ちょっとしたひと手間で、

自分の会社の格付けが実態より低くみられるリスクを回避できます。



経営者にしか判断出来ない重要な任務の1つだと思います。




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