ロックダウン中、厳しい外出制限が行われたイギリス。
不動産市況にも影響を与えたようです。
コロナ禍で「庭付き戸建て」のブーム到来、不動産マーケットが活況に!9/17(木) Pen Online
イギリスの個人資産の基盤は「持ち家」だ。
キャッシュを貯める習慣はあまりなく、生涯に何度も家を買い換え、「プロパティ・ラダー(不動産のはしご)」を昇って資産を増やしていくのが一般的。
3月後半にすべての不動産取引がストップしたときは「今後家の値段が総崩れし、不況につながるのでは?」と心配されたが、現在不動産マーケットは大変勢いづいている。
しかし人気なのは「庭付きの家」だけ。
これまで人気だった利便性の良い場所にあるフラット(マンション)は見向きもされず、皆が必死に庭付きの物件を探している。
これはロックダウン中の厳しい外出制限を経験したことが理由だ。
必須の買い物と1日1度の運動目的の外出のみが許可されていた時期でも、小さくても庭があればリフレッシュでき、子どもも外で遊ぶことができた。
「自宅に庭があるか?」「ないか?」は本当に大きな違いだった。
(中略)
コロナ禍における「庭なし組」のストレスは相当なもので「第2波が来るかもしれないから、緩和中にさっさと庭付きの家に乗り換えよう」と買い替えを急ぐ人が続出。
さらに不動産購入時に支払う印紙税に関して、2021年3月末までに不動産を購入した場合、50万ポンド(約7,000万円)までは印紙税が無料となる減額スキームを政府が発表し、これもブームの追い風となった。
売る方も買う方も「いまがチャンス!」とこの祭に乗っている。
(以下省略)
外出規制が厳しかった国で、こういった傾向は顕著だそうです。
日本は規制が緩かったので、ここまでの動きは感じられませんが、
長期的にはこういった動きも見られるかもしれませんね。
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