大阪の中心地と言えば、
キタと言われる梅田地区とミナミと言われる難波地区。
このあたりの徒歩圏の不動産価格は、昨年まで、
インカム投資ではなくキャピタル投資的な市場になってました。
インバウンド全盛期の昨年なんかは、
取引坪単価が2500万円/坪とかありましたからね。
利回りだと3%行くか行かないか。。。
バブル期を彷彿とさせました。
コロナ感染拡大で不動産価格に一番影響を受けたのが観光地。
訪日外国人が来ないので当然の結果ですね。。。
一方、都市部一等地はあまり値下がりが見られません。
金融緩和による金余りやアフターコロナを見越した投資でしょう。
ところが最近、こういった地域で、
テナントビルの売物件をよく見かけるようになりました。
梅田駅や難波駅から徒歩数分圏内のテナントビルが、
利回り6%〜10%で売りに出ています。
いずれも空きテナントや特区民泊の空室を抱えた物件。
容積600%の商業地域で、
場所も良いので昨年までなら水面下で売れていた物件です。
こういった物件が普通に出てくるようになりました。
インバウンド需要がいつ戻るのか読めない。
そして、リモートワークでテナント需要が減る可能性も加味して、
以前より商業不動産を投資(購入)する人が減っているのを実感します。

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