固定資産税に軽減策

2020.11.19



固定資産税は3年に1度、課税基準となる評価額が見直されます。

来年が見直しの年になるのですが、軽減策が検討されています。



固定資産税に軽減策 税制改正、政府与党方針 
商業地限定か、宅地も対象か綱引き

11/18(水) 毎日新聞



政府・与党は2021年度税制改正で、土地にかかる固定資産税の負担軽減策を講じる方針だ。

新型コロナウイルスの影響を踏まえ、企業などの負担を軽くする狙いだが、軽減対象を商業地に限定したい総務省に対し、国土交通省などは住宅地にまで対象を広げるよう求めており、駆け引きが熱を帯びている。


「固定資産税の負担増が経営を大きく圧迫し、経済回復の支障となる恐れがある」。自民党の住宅土地・都市政策調査会は11日、固定資産税の負担軽減を求める緊急提言をまとめた。


地方税である固定資産税は3年に1度、課税基準となる評価額が見直される。

21年度から適用になる評価額は20年1月1日時点の地価公示に基づき算定される予定だ。


3大都市圏の商業地は景気回復の影響もあり、過去3年間で平均15%、全国平均で8%上昇していた。

しかし、1月の地価公示後にコロナ禍が深刻化し、状況が一変。

経済界からは「地価が上昇基調にあった1月を基準にされると、課税負担が重くなりすぎる」との懸念が出ていた。


与党内には「商業地に隣接する住宅地が負担増になる場合もあり得る」(税調幹部)との声がある。

業況が厳しい不動産・住宅業界の要望も受け、国交省は21年度に限って、住宅地も含めて税額を現行水準で据え置くよう働きかけている。


これに対し、地方税収の減少を懸念する総務省は否定的だ。

固定資産税は市町村税収の約4割を占める基幹税。

商業地への負担軽減策だけでも、21年度税収が1000億円程度、目減りする恐れがあり、全国市長会などから「固定資産税の安定的確保」を求める要望が出ている。

このため総務省は商業地に絞った負担軽減策を提案している。

(以下省略)



不動産賃貸業にとって、

固定資産税は租税公課の中でかなりの割合を占めています。



多少でも負担軽減になれば、多数物件を保有している人にとって、

固定資産税の減税額が大きくなります。



特にホテル関連やオフィスビルがある商業地は影響が大きいので、

負担軽減の重点的配慮が必要だと思います。




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posted by ゴン at 16:00 | Comment(0) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

約9割の企業が忘年会無し

2020.11.20



コロナの第3波が連日報道されています。



当方は自身の免疫力を高める運動等を欠かさない事や

予防対策しながら通常通りの仕事をこなしています。




東京商工リサーチが実施した忘年会に関する調査結果を見ました。



有効回答数1万59社のうち、

忘年会や新年会を「開催しない予定」と回答した企業は87.8%



大企業が92.9%、中小企業が86.9%で、

約9割の企業がコロナ禍で宴会等に慎重な年末年始を迎えるとか。



これでは、、、飲食店は本当に大変ですね。

実際、各地行く先々で空テナントや休業中の飲食店を見かけます。



このまま数年続けば、確実に経済へのダメージは甚大。

一刻も早く日常に戻ることを願いたいです。




一方で、売り上げの影響が比較的少ない飲食店もあります。

それは、例外なく固定ファンを掴んでいる特徴のあるお店。



不動産賃貸業だけでなく、ビジネス全般に言えますが、

差別化による熱狂的ファンを作ることは、これからの時代必須です。




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posted by ゴン at 16:00 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

太陽光発電設備でTibor連動型融資

2020.11.21



『Tibor連動型融資』



優良企業を中心に行われている融資方法で市場金利連動型の融資。



基準金利にスプレッドを上乗せして融資することから、

スプレッド融資と呼ばれます。



スプレッド融資の基準金利として利用される金利がTIBOR(タイボー)。

スプレッド(%)は企業業績や安全性に応じて金融機関が設定します。



TIBOR金利(%)+スプレッド(%)=スプレッド融資金利




収益物件購入でTibor連動型融資を受けている方のお話しはよく聞きますが、

先日、太陽光発電設備でTibor連動型融資を受けている方に初めて会いました。



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数年前の一括償却ができた時期の太陽光投資&融資だったとか。

一括償却した上で低利のTibor連動型融資とはすごいです。



世に中には常識的な話としてノウハウが語られます。



しかし、実際には各自の努力と熱意で、

一般的に語られない条件を融資を勝ち取ることも可能なんだと再認識。



こういった経験をシェアする情報交換は刺激になります。




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posted by ゴン at 16:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする