帝国ホテルがサービスアパートメント事業に参入。
びっくりしましたが、面白い取り組みです。
帝国ホテル、客室をサービス付きアパートに転換
30泊36万円から コロナ禍で新事業育成2021/1/31 日本経済新聞 電子版
帝国ホテルは食事など定額制のサービスが付随した「サービスアパートメント」の事業を始める。
旗艦の帝国ホテル東京(東京・千代田)の客室の一部を改修し、
99室を専用のアパートに切り替える。
専属のスタッフが付き食事や洗濯など定額で提供する。
新型コロナウイルスの影響でホテルの稼働率は長期低迷が続く。
ホテルならではのサービスや設備を生かし、
新事業を育てる試みが広がる。
帝国ホテルはタワー館の3フロアの一部を改修する。
2月1日から予約受け付けを始め、
まずは3月15日から7月15日までの予約を受け付ける。
価格は約30平方メートルの客室で、税・サービス料込み30泊で36万円。
約50平方メートルの客室(同60万円)なども用意する。
最低5泊から利用できる。
コロナ下でテレワークが普及する中、経営者などを中心としたビジネスパーソンに第2の仕事場として利用してもらうことなどを想定。
法人による事業継続計画(BCP)の一環や、
富裕層のセカンドハウスとしての利用も見込む。
一般的なサービスアパートメントとの最大の違いは、
ホテルならではのサービスを受けられることだ。
食事や洗濯は定額制のサービスを別途利用できる。
例えば食事はルームサービスによる利用者専用のメニューを開発し、
1カ月6万円で利用できる。
洗濯は1カ月3万円でいつでも依頼できるようにした。
専属のサービススタッフを配置し、あらゆる要望に応じる。
(以下省略)
コロナで落ちた稼働率をカバーすべく取り組む新事業。
1日あたり1万円強で帝国ホテルで専属サービススタッフ付きと思えば、
一定数の需要がありそうです。
ピンチは新しいアイデアが生まれるチャンス。
コロナ禍に負けずに頑張って生き残ってもらいたいです。
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タグ:帝国ホテル サービスアパートメント