石敢當(いしがんとう)
2022.03.01
沖縄に行ったとき、道路沿いや塀のいたるところに、
「石敢當」と書かれた石碑があるのが以前から気になっていました。
調べてみると、中国の福建省から沖縄に伝わったモノだとか。
道路の突き当りや曲がり角の地面近くに「石敢當」石碑を設置し、
魔除けとする古くからの信仰だそうです。
魔物は地面を這ってくるとされ、石敢當にぶつかって砕け散るか、
横に逸れて退散すると言われ、沖縄では今も大事にされているそうです。
沖縄と言えば、シーサー、赤瓦と並び、この石敢當が特徴ある風景ですね。
石敢當はホームセンターや街のお土産屋さんでも購入できます。
お値段は千円程度から数万円までピンキリですが、
ちょっとした珍しいお土産として面白いかもしれませんね。
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春の繁忙期
2022.03.02
今年も春の繁忙期がやって来ましたね。
当方所有物件の場合、先月末の退去予告は1室。
ファミリー間取りが中心だと、
退去は通年平均的で繁忙期という概念があまりありません。
仮に毎月1室退去だと年間合計12室。
所有戸数240室で割ると退去率がちょうど5%。
10%以内だと賃貸経営がかなり穏やかな感じになります。
入退去の原状回復費や広告費等の経費を考えると退去率はかなり重要。
とにかく長く住んで頂くためには「何」が必要なのか。
「何」が求められているのか。
その主役は「貸主」ではなく「借主様」です。
とことん追求する事が安定経営に繋がります。
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日本の実力は70年代に逆戻り?
2022.03.03
アベノミクスが始まった2013年以降、株価は上昇しました。
1990年の年初終値2万3848円を2019年に超え、
株価だけを見ると、バブル崩壊直後の水準に戻ったといえます。
一方、国際比較で見た場合、
日本の株価は昔に戻ったといえるのか?
単純に日本の株価だけを見れば回復しているように見えます。
しかし、時価総額をドルに換算し国際的な相対評価で見れば、
日本の株価はバブル崩壊で落ち込んでから全く回復していない状態です。
アベノミクスで株価が上昇したのは事実ですが、他国も同様に上昇したので、
日本が相対的に上昇したというわけではない感じです。
結果、現在の水準は1970年代後半と同じと言われる所以ですね。
こうした状況から脱却する唯一の政策は、円安政策から脱却する事。
ではないでしょうか。
円安政策を止めるには金利を上げる必要がありますが、
日本銀行は絶対阻止の立場です。
・・・そうせざるを得ない現状がありますからね。
我々不動産賃貸事業者にとって、
低金利で資金調達できる(≒円安)政策はメリットが大きいです。
しかし、先進国から落ちてしまいそうな現在の日本の国力を考えると、
このままは当然良くないですね。
円安政策は景気が良くなるわけでもなく、企業実力が向上するわけでもない。
知識人はみな既に気が付いているのではないでしょうか。
円安万歳的な報道を続けたマスコミも大いに責任があるかなと。
韓国の最低時給が現在1500円という現実をみても、、、
このままの日本で良いのでしょうか?と思ってしまいます。
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調達金利の上昇はあり得るけど、適度なインフレで家賃も上げたい。
、、、というポジショントークと言うことで。
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