1〜3月の外国為替市場、「円」の弱さが目立ちました。
昨日の日本経済新聞の記事によると、
世界の主要25通貨でロシアのルーブルに次ぐ大幅な下落率だったとか。
通貨の総合的な強さを示す「日経通貨インデックス」
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有事の「円」買い。安全通貨。その面影は無いですね。。。
アメリカは景気が上向きなので、金利を上げて、ドル流通量を減らす。
結果、投資を抑えることで景気の過熱を防ぐ。
一方、日本は低金利を維持して、国債を買うため円流通量を増やす。
結果、投資をしやすくして景気が上向くように促す。
円相場の構造は単純で、ドル流通量が減り円流通量が増えるので、
円の価値が相対的に下がっている結果だとも言えます。
多くを輸入に頼っている日本の状況では、一方的な円安は、
給与より物価の上昇が上回ることになり、貧しいままになりかねません。
官僚はどれだけ予算を多く取ってくるかが最大の仕事。
政治家は選挙でいかにして勝つかが最大の仕事。
大家さんは出来るだけ多く家賃を頂くのが仕事。
ポジショントークに理想と現実。なかなか難しいです。

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