3メガバンクグループの2023年3月期決算業績が好調です。
三菱UFJ、三井住友、みずほ共に9年ぶりの高水準を記録。
来年3月期の予想では、
2005年以降での最高益見込で、今月発表の中間決算の数字が注目です。
海外融資の利ざや拡大、円安に伴うドル建て海外資産の収益の嵩上げなど、
メガバンクの海外売上比率は、今や半分近くを占めています。
近年のメガバンク国内向けの事業方針は、大企業向け中心で、
国内リテール(個人部門)にはあまり興味ない感じですもんね。。。
店舗数削減、行員削減、通帳発行手数料徴収、窓口振込手数料値上げなど、
預金額が少ない『儲からない顧客』は切りたいのが本音だと思われます。
メガバンクも営利企業なので利潤を求めるのは当然の成り行き。
これからは人手不足の時代なので、
良い給与で社員を雇用するために利益の出ない部門を残す意味はないですね。
メガバンクに限らず、不動産賃貸業をはじめとした事業を行う上で、
取引金融機関とは収益的にwin-winの関係でなければ長続きしないと思います。

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