融資担当者の住宅ローン
2024.06.01
大手銀行5行は31日、6月の住宅ローン金利を発表し、
代表的な固定期間10年の基準金利を全行が引き上げました。
今の長期金利推移ならやむ得ませんね。
一方、短期金利に連動する変動金利は5行とも据え置いています。
6月の10年固定最優遇金利は、
・三菱UFJ銀行が前月から0.14%引き上げ1.20%
・三井住友銀行が0.05%引き上げ1.75%
・みずほ銀行が0.05%引き上げ1.55%
・三井住友信託銀行が0.100%引き上げ1.445%
・りそな銀行が0.05%引き上げ1.830%
いずれも10年固定は1%越え。
先日、某大手銀行の融資担当者様と雑談。
その中で、自らの住宅ローンのお話になり、
「自行の住宅ローンお使いなんですよね〜?」聞いたら別です!と即答。
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「ネット系の住宅ローンの方が安いから(笑)」との事でした^^
確かに大手銀行にお勤めなら、
属性的にもネット系住宅ローンの方が金利やすそうです。
現在ではコンプライアンス重視なので、
行員に対しても強制しないんだな、と再認識しました。
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大手企業による賃貸業への新規参入
2024.06.03
ここ数年、賃貸業への異業種大手企業の参入が増えています。
斜陽産業と言われる業界の一つ百貨店。
三越は営業利益の約半分を不動産関連で稼ぐ方針を打ち出したり、
高島屋でも賃貸住宅の取り組みを強化しています。
百貨店大手の丸井は、
東京・吉祥寺に丸井と隣接したシェアハウスを開業しています。
JR各社も不動産関連ビジネスに注力しています。
JR北海道は、分譲マンションだけではなく、
賃貸マンション開発も手掛け、札幌市内でジュノールシリーズを展開。
桑園地区で今年竣工しています。
あと数年かけて5棟ほど新築予定だとか。
これからの不動産賃貸業。
こういった跡地を活用する大手企業の物件とも競争になります。
差別化が無いなんちゃって賃貸物件。
これからは益々厳しい状況に置かれると思います。
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京都市バスのオーバーツーリズム対策
2024.06.04
京都市内で訪日外国人観光客の激増と共に問題となっているのが、
市バスに市民が乗れない問題。
何本も満員のバスをやり過ごしてやっと乗れる状態が常態化しています。
そこで京都市、「観光特急バス」の運用を今月から始めました。
京都市が「観光特急バス」運行 オーバーツーリズム対策6/1(土) 共同通信
京都市は1日、JR京都駅から清水寺や銀閣寺といった人気観光地近くに限り停車する「観光特急バス」の運行を始めた。
観光客の増加によって住民生活が脅かされるオーバーツーリズム(観光公害)対策の一環。住民の日常的な移動に支障が出ているとの声がある市バスの混雑緩和を図る。
(中略)
住民利用とすみ分けるため運賃を大人500円(小児250円)と通常の市バスより高く設定した。
観光客がよく利用する「地下鉄・バス1日券」でも乗車できる。定期券は使えない。
観光特急バス料金を高くしたのも良いですね。
市民も混雑緩和で助かるし、京都市バスの収益もアップします。
京都市が住みにくい街と思われると、賃貸需要的にマイナス。
地道に改善していってほしいです。
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