昨日の続きでございます。
初めての法人決算を終えて(正確には税務署等への提出はまだなのですが・・)、素人ながら思った事が2つありました。
1つは、社用車の取扱いです。
私は2台の車を所有しているのですが、法人設立に当たって内1台を法人の業務車としました。
この車で、客付会社を回ったり、共用部の清掃に行ったりしています。
当然、「ゴン」個人名義の車なので、名義を法人名義に変更しなくては・・・って思ったのですが、
税理士の先生曰く、
「ゴン名義のままで良いですよ」
・・・だそうです。
会計処理上は、あくまで実態を見るので、車の名義が誰であるかは、ほとんど問われないそうです。
特に同族法人の場合は、帳簿上「ゴン」から法人へ車を貸し付けた形で処理すれば、今回のような場合、何の問題も無いそうです。
もちろん、法人名義に変えたほうがよりベターなのでしょうが、そういわれてしまうとわざわざ手間掛けてまで名義変更する必要もないなぁ〜と思いました。
もう1つは、税金対策の重要性です。
分かりやすくするために、仮に物件価格1000万円、家賃収入100万円/年、実収入(=キャッシュフロー)50万円/年の物件を購入した場合で考えてみたいと思います。
(以下の検討では、税金等は全て無視して単純モデルで考えたいと思います。)
この場合、表面利回りは10%、実利回り(=キャッシュフロー)は5%となります。
もちろん不動産投資で一番重視するところは、実利回り(=キャッシュフロー)になりますよね。
この物件を購入後に、実利回り(=キャッシュフロー)を増やす方法としては、「収入」を増やすか「新たな出費を伴わない経費(=節税)」を増やすかの2つのみです。
つまり、仮に実利回り(=キャッシュフロー)を6%にするには、収入を増やすか、新たな出費を伴わない経費を増やすかして、10万円/年分のキャッシュフローを増やす(60万円/年にする)事で達成できます。
どちらが楽か?
私は明らかに後者が楽と思うのです。
私もそうなのですが、一般的には、家賃アップや自動販売機等の新たな収入増だけを追求しがちです。
今回、法人決算処理の過程で、私は強く思ったのですが、新たな出費を伴わない経費(=節税)を考える方が、キャッシュフローに対して即効性があってよっぽど楽だと思いました。
経費計上の処理方法1つを変えるだけで、実利回り(=キャッシュフロー)が簡単に変わる事を身をもって実感しました。
個人でも法人でも言える事だと思うのですが、「収入アップ」と「税金対策(=節税)」の両輪が機能する事で劇的にキャッシュフローが良くなるのでは・・・と思います。
ほんと、税金って非常に奥が深いです。
税理士先生の知識を借りながら、、、私もまだまだ勉強ですね。
【法人の最新記事】
仮に同じ物件を持っていると仮定しても、人それぞれの所得税適用税率によってもキャッシュフローって全く違ってきますよね。
税金って仰るとおり奥が深いですよね。。
今後とも参考にさせて頂きます!
私の場合、サラリーマンを辞めたので、今年から所得税適用税率は下がると思います。
もちろん、給与所得も減っていますが・・・(笑)
ご指摘頂いたのように、保険の事を考えると結構大きいですね。。。
名義変更で「新規扱い」だとかなりのアップでした・・・
>今後とも参考にさせて頂きます!
私のブログは勝手な自己満足の世界で書いているので・・・(^^;
いつも私の方が勉強させていただいています。
今後ともご指摘よろしくお願いいたします!!
今後も勉強させてモライマス。
こちらこそよろしくです!
私もいろいろと教えていただきたい事があります(^^!
いずれ、皆さまとお会いしてみたいですね。