震災後の不動産取引に関連した新聞記事です。
上場企業の不動産取引額、震災響き40%減少 4〜6月 03年以来の低水準2011/7/5 日本経済新聞 配信
東日本大震災の影響で上場企業の不動産取引が急減している。
2011年4〜6月の取引額は前年同期比40%減の2464億円で、同期間では03年以来の低水準となった。
震災直後に物件の売買が延期となるなど不動産市場が混乱。
供給物件も減少しており、不動産市況の底入れに時間がかかるとの見方がある。
みずほ信託銀行系の都市未来総合研究所が、不動産投資信託(REIT)を含む上場企業の不動産取引の開示・公表資料を基に集計した。
4〜6月はREITなど投資法人の不動産購入が53%減の781億円、不動産会社が61%減の599億円だった。
売買停滞による不動産価格の下落で、不動産各社には収益低下懸念もある。
オフィス賃料の下落もあり、大手は12年3月期に軒並み減収や減益を見込む。
震災前はREITの公募増資などによる資金調達が過去最高ペースで積み上がり、大型の物件取得が相次いだ。
1〜3月の取引額は前年同期比20%増の7883億円とリーマン・ショック後の最高の水準だった。
だが、震災で状況は一変。
「地震直後は物件を売却する側も購入する側も意思決定が停滞した」
(都市未来総合研究所の平山重雄・主席研究員)。
不動産の売買手続きには時間がかかるため、意思決定の停滞で取引が急減。
耐震性を改めて点検するために、売買を延期した事例もあった。
不動産市場に供給される物件が少なかったことも要因の一つとみられる。
リーマン・ショック後の不動産価格低迷で、ファンドなどは物件の売却を先延ばししている。
5月以降、REITの公募増資による物件取得が再開するなど、改善の兆しも出てきた。
ただ市場では「電力不足の影響で取引の回復は9月ごろまでずれ込む可能性がある」
(みずほ証券の石沢卓志チーフ不動産アナリスト)との指摘がある。
震災前、今年1〜3月の取引額はリーマン・ショック後、最高の水準だったとか。
確かに水面下では取引が活発だった様ですね。
ネットで見る1棟物収益物件の表面利回りは、昨年後半ぐらいから一段と低くなった様に思うのは私だけでしょうか。
一方震災後。
関西ではあまり相場に変化がないように思いますが関東の方はどうなっているんでしょうか。。。
昨日、和歌山でも震度5強の地震がありました。
関東大震災以来、日本全体で地震が増えているのが気がかりですね。
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たしかに最近 売りにでている物件の利回りは低い気がします。
同感です。
地震、実家は比較的近かったのですが震度1だったそうです(^_^;)
いつもありがとうございます。
利回り低いですよね^^;
今後の相場がどうなるか、気になります。
関東は需要が旺盛ですものね。
下がったらすぐに買いが入りそうです^^
いつか関西でお会いしましょう♪