元西武ライオンズ選手の小野剛さん。

2000年ドラフト7位で巨人に入団、2004年西武に移籍し2006年現役引退した投手。
引退後は、実業家としての才能を開花させ、現在は不動産会社社長などで幅広く活躍。
そんな小野剛さんの記事を見かけました。
マウンドより不動産業に「天性」感じる夕刊フジ 1月14日(土)配信
■実業家の才能
プロ野球選手というのは不安定な職業。
辞めてから野球の世界で生きていける人は一握りにすぎません。
35年の住宅ローンを組むことができない職業ですから。
年金も破綻していますしね。
現役時代は50、60万円の賃貸マンションに住めても、引退するとたちまち払えない。
生活レベルを落とすのは想像以上に難しく、本人よりも奥さんがついてこられずに離婚ということも。
これをマネジメントできる人がいないと、大変なことになるわけです。
西武を2006年11月30日に退団して、12月1日には次の人生を歩き出しました。
野球のほか、商社でエネルギー事業に携わるのが学生時代からの夢でした。
不動産にも興味があり勉強していたので、準備はできていました。
最初は不動産会社で1年半ほど経験を積み、その後、吉祥ハウジング(東京・新宿区)の社長になります。
最近も球場に顔を出しますが、野球選手の資産管理に自分はなくてはならない存在だと思っています。
(中略)
■不動産の見極め
不動産業に天性のものを感じています。
マウンドでは自信がありませんでしたが(笑)。
不動産取得を検討されている方は、いろいろ考えていただきたいですね。
たとえばワンルームのマンション投資。
空室リスクがあるので考えないと失敗します。
これから少子化で空室が増え、賃料も下がっていきます。
自分なら大学の野球部近くのマンションをお勧めし、野球部員が入るように手配しますね。
埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎の建設問題もありましたが、こうした施設があると周辺の不動産価値は上昇する可能性が高い。
私見では反対はもったいないと思います。
もうひとつアドバイスするとしたら、大事なのは女性。
つまり、奥さんがその不動産を気に入ってくれるかどうか。
そうでないと、結果的に何度も引っ越すことになるのは確実だからです。
野球界も選手の引退後の生活を安定させるには、投資組合をつくって不動産投資をして、利益を分配するような仕組みをつくったらいいでしょう。
そういう手伝いができればうれしいです。
今は何でも思い切って目標を口にして、自分の耳がそれを聴くことで、脳が目標達成に向かっていくような感じで仕事をしています。
どうしてマウンドでできなかったのか、不思議ですね。
華麗な転身ですよね。
面白いのは不動産の見極め方。
>自分なら大学の野球部近くのマンションをお勧めし、野球部員が入るように手配しますね。
元野球選手ならではの発想と人脈でしょうか。
投資組合の話しも切り口が変わってます。
が、やりすぎは「投げる不動産屋」と言われる可能性も。
過去にもそんなあだ名がついた名投手がいましたよね^^;
リスクヘッジは必要ですが、
引退するまでは野球一筋で夢を与え続けて欲しいなぁ〜と、身勝手な意見で思うのでした^^
【脱サラ大家日記の最新記事】
やはり選手期間の短いスポーツですから、引退後の事を考えるのかもしれませんねぇ。
短く太く稼ぐ人や長く細く稼ぐ人等それによって戦略が違いますからね〜
野球選手は引退後、厳しいですからね。
現役時代に得られたお金をいかに運用するか。
マネーリテラシーが問われそうですね。
確かに、個々で状況は異なりますから投資法の考え方も変わりますよね。
他人の真似だけでは成功できない世界かもですね。