最近、日本の長期金利がかなり下がっていますね。
先日、2003年6月以来、約9年ぶりという低水準まで低下しました。
今日もまだ0.8%台。
ギリシャ問題の余波でしょう。
過去の長期金利チャートを見ても、歴史上まれに見る低金利です。
一方、日本経済新聞を読んでいると、
金利急騰のマグマは溜まっていると言う論調記事をよく見かけます。
日本最大の金融機関、三菱UFJフィナンシャル・グループは、財政赤字拡大と経常黒字縮小で強まる金利上昇リスクについて危惧し、金利上昇を意識した運用体制構築を急いでいるとの記事もありました。
確かに、
「日本国債が火を噴いて金利急騰する事はありえない」
とは誰も言い切れないはずです。
金利急騰は来ないだろうと何もしないのは博打同然。
金利が上がらないのが一番ですが、仮に急騰しても大丈夫なように、素人なりの対策はやっておこうと考えています。
今年に入ってから、外貨による資産形成や借入金の固定金利化と金利見直しの二本立てで金融機関と交渉を加速させています。
今までに2本の借入金利を見直しました。
今は第三弾となる札幌マンション、ノンリコースローン金利の見直しを行っています。
金融機関担当者様と長期(5年、10年、15年)の固定金利で交渉中。
最近の長期金利(新発10年債)低下に合わせ、1%前半になるとありがたいのですが。。。
現在までに、借入金総額の約70%を固定金利化させました。
将来、固定金利期間中の物件を売却した場合、金融機関に対して違約金が発生するデメリットはあります。
しかし、より低金利に借り換えしておけばその額も微々たる物。
金利急騰リスクに対する保険と思えば安いものです。
長期金利が低い今、バランスを見ながら出来うる対策は行っておきたいです。
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