持分の無い位置指定道路の注意点

2012.11.14

「脱サラ大家が目指す経済的自由への旅立ち」へようこそ


収益物件の購入を検討する場合、真っ先に確認するのが道路ですよね。
道路には様々な種類があります。


2011年01月09日「建築基準法上の道路」

2011年01月10日「法第42条第3項 水平距離指定道路」



私道とは、言葉の通り個人や法人が持つ土地
その一部を道路として使っているに過ぎません。
維持費用も所有者負担になります。

建築基準法で認められた道路(位置指定道路や開発道路)についてのみ、勝手に道路としての利用を廃止したり、私道の上に建物や工作物を作ることが出来ません。



たまに見かけるのが、持分を持たない「位置指定道路」に接道する収益物件。


image1.jpg



「持分を持たなくても位置指定道路は公道と変わらないから安心ですよね?」って聞かれますが断定は出来ません。

なぜなら、位置指定道路は私有地なわけですから、法律上当然に通行できるわけではありません。
無条件に法律上の通行権が発生するわけではないのです。

過去の裁判例を調べると、
「日常生活上不可欠な利益を有すると判断された場合のみ、私道所有者の規制に対して排除を求める権利がある」
との判例があります。

つまり、日常生活に必要な通行は認められます。

一方、車両の通行はどうなのか?
「日常生活上不可欠か否か」の度合いにより異なるようです。

接道する敷地内に駐車場がありながら、「車は通るな」と位置指定道路所有者から言われて裁判となった場合、日常生活上不可欠とはいえないと判断されると、車両の通行は出来なくなります。

また、上下水道やガス管整備でも位置指定道路所有者の承認が必要。
何かとやり取りが発生します。

銀行融資においても、
法律上の通行権を有していないため、銀行融資を受ける際は、位置指定道路所有者から「利用同意書」の提出を求められる場合があります。
所有者の協力が得られず、融資が受けられない場合も。。。


公道と私道は別物。
私道だからといって悲観する必要はありませんが、持分が無い場合、取り得る対策の事前確認は必須です。



posted by ゴン at 23:15 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやほんとです

マザ〜〜
Posted by たろう at 2012年11月14日 23:43
たろちゃん

読みました^^

マザ〜!!ですね。
Posted by ゴン at 2012年11月15日 22:56
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