屋外広告規制

2013.05.13

 


京都の建物規制と聞いて、真っ先の思いつくのが「広告規制」「高さ規制」
広告規制に関するニュースを見ました。


京都市の違反屋外広告、撤去苦戦 7割なお違反
規制から6年
2013/5/11 日本経済新聞


 
歴史的な景観を守るために京都市が取り組む屋外広告物の規制強化が、思うような成果を挙げていない。
2007年の条例改正で場所や色などを細かく定めたが、今も全体の7割程度が違反しているとされる。
市は来年8月までに違反広告物をなくしたい考えだが、解決すべき課題は多い。


■他都市も注目

「表示率オーバー、屋上看板、照明軒超え」――。
4月の昼下がり、近鉄伏見駅にほど近い飲食店の前で担当者が違反内容を書類に書き込んでいた。
色が適正かどうかを調べる色見本やメジャー、屋外広告物に関する条例集を携え、その場で証拠写真も撮る。

京都市は07年に景観条例を改め、屋外広告に厳しい規制をかけた。
市内を21の地域に分け、広告物の色や高さ、大きさ、デザインなどに細かい基準を設けた。
企業のコーポレートカラーも規制の対象だ。
14年8月末までを経過期間とし、それまでに違反看板をなくす目標を掲げた。

京都にとって景観は貴重な財産。
外国人観光客を失望させないためにも、景観を損なう広告の撤去は長年の課題だった。
これほど厳しい条例は珍しく、他都市からも注目を集めた。

ただ実際の撤去は進まなかった。
市の推計によると昨秋時点で違反とされる広告物は2万8千カ所。
条例の制定当時からほとんど減っていないとみられる。


■くすぶる不満

最大の理由は周知の不徹底。
そもそも条例の存在を知らない事業所が多かったとみられる。
経過期間があるため、違反と知っても様子見を決め込んだ所も多いという。
突然の条例改正には今も「後出しジャンケン」との不満がくすぶる。

市は昨秋から抜本的な対策に乗り出した。
デザインや歴史的価値に優れた屋外広告物を表彰する「京都景観賞」を設け、情報紙や街頭でのチラシ配布なども徹底。
指導に当たる職員は条例改正時の17人から90人にまで増やした。


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是正の効果は徐々に表れている。
動物園や美術館が集まる岡崎地区では悪質な看板を一掃。
企業の理解も進み、三洋化成工業は本社の屋上から社名を掲げた看板を外した。

ただ、今のところ協力的なのは大手企業が中心。
費用が重荷となる中小企業の動きは鈍い。
市は専用の低利融資制度を設けたが、利用はゼロ。
ある中小企業は「市が費用の一部を負担する制度なら使いやすい」と漏らす。

市都市計画局の小笠原憲一局長は「来夏以降は悪質な事業者に対し(条例に基づく)強制撤去も辞さない構えで臨む」と話す。
だが強硬な態度は新たな反発を呼ぶ可能性もある。

京都景観賞の審査委員長を務めた京都女子大学の出井豊二教授(デザイン学)は「京都市の取り組みは他都市からも注視されており、厳しい基準の先行事例として範を示すことが大切だ」と指摘する。
景観対策を重んじる意味をどれだけ理解してもらえるかがカギを握りそうだ。



京都の景観条例。
基本的に赤系の多用が禁止されています。


ネットより京都の看板画像を拝借。


郵便局



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マクドナルド



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デイリーヤマザキ



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いずれのカラーも本来、赤系がトレードマークですが限りなく排除しています。
町の景観を維持しようとする試みは良いことだと思います。

少しずつ改善されると良いですね。



posted by ゴン at 22:45 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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