気が付けば自主管理も46世帯になりました。
ファミリー物件が主体ですが、それでも年間4〜5戸の退去があります。
もちろん退去立会いは自分の仕事。
毎回チェックシートを持って立会いしています。
立会い時、無用なトラブルを未然に防ぐため、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に則って退去者様に説明。
おおよその現状回復費用をお伝えした上で、後日、郵送にて請求しています。
よく論点になるのが室内のカビ。
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「建物の構造上の問題じゃないですか?」
と聞かれることがありますが、基本的には丁寧に?突っぱねています。
なぜなら、日々自主管理している物件なら建物構造に問題があるか貸す時点で分かります。
(コンクリート壁にクロス直貼りや北側出窓等はカビが発生しやすいです)
先のガイドラインでは、
「結露によるカビ、シミは貸主に報告が必要で、手入れを怠り放置してカビやシミをつくってしまった場合は自然損耗と認められず、原状回復費を支払わなければならない」
とされています。
借主様が入居時に結露によるカビやシミを発見した場合、速やかに貸主へ報告し、自分がつくったシミや汚れではないことを確認してもらう事が必要です。
また、入居後の結露が激しい場合、市販の結露防止グッズを用意したり、換気に注意して部屋を利用する必要があります。
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と言っても、借主様に悪意がなくカビやシミが出来てしまうこともあります。
一律に「現状回復費用を全てご負担下さい」と言えない場合も。。。
このあたりは退去者様との相談でしょうか。
基本的に借主様負担であることを知っておくだけでもスムーズな話し合いが出来ると思います。
【脱サラ大家日記の最新記事】
対策をしてるかどうかで請求は決めてます、(最初からせやったとかの)ウソつかれてる場合は見抜けますので・・・
あと退去後に原因箇所を見直して、断熱材入れるなどでの湿気対策および部材のよるカビ対策を行っています
皆さん考えること同じだと思いますが、損金回収も視野に入れてリノベ⇒賃アゲといった具合でしょうかね
確かに難しいです^^;
でも貸主の権利はしっかりと主張しないとですよね。