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ヤフー、中古不動産サイト本格参入 情報独自に収集
金利先高観から需要増見込む2013/7/30 日本経済新聞
ヤフーは中古不動産の情報配信サービスに本格参入する。
これまで同社の不動産関連サイトには他の不動産サイトから提供を受けた情報を掲載してきたが、2014年から不動産会社と直接契約し独自に収集する方式に切り替える。
掲載料金を競合他社より安くして1万店の加盟を目指す。ヤフーの本格参入で不動産情報サイト間の競争が激化しそうだ。
「ヤフー!不動産」には現在、不動産情報大手のアットホーム(東京・大田)などから仕入れた中古情報を掲載し、問い合わせてきた顧客の情報を提供する形式を取っている。これを来年1月、独自収集に切り替える。
掲載料金は一店舗あたり月1万円の定額で、物件情報は無制限に掲載できる。
リクルートの「SUUMO(スーモ)」は一枠だけの場合で月3万円、ネクストの「HOME'S(ホームズ)」は一店舗月1万円のほか掲載物件への問い合わせ件数に応じて料金を加算する仕組みを採用している。
ヤフーは他社より大幅に安く設定。全国約6万店の不動産会社のうち、まず1万店と提携し30万物件を掲載したい考えだ。
同時にサイトの情報量も増やす。
現在、物件の画像情報は外観と間取り図の2つだけだが、来年から室内の写真などを充実させ、36枚に増やす。
住宅ローン金利の先高観などを背景に中古不動産の需要は拡大。
東日本不動産流通機構によると今年4〜6月の首都圏の中古マンション成約件数は9344件で前年同期より22.1%増えた。
消費者は詳細な情報をネットで収集し選別するケースが多いという。
不動産情報サイトは現在、スーモ、ホームズ、アットホームが大手。スーモは売買物件を22万件強掲載しており、サイトの月間閲覧人数は1000万近くに上る。
ホームズは28万件前後の中古物件を掲載している。
スーモ、ホームズ、アットホームに割って入り定着するか。
注目ですね。
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