URに関する興味深いニュースです。
団地改修に女子学生の発想活用 UR、京都女子大と2013/8/28 日本経済新聞
都市再生機構(UR)は京都市西京区の洛西(らくさい)ニュータウンの住宅改修で京都女子大学と連携する。
学生の設計に基づいて部屋を改修し、まず8戸を来年2月から賃貸で募集する。
同ニュータウンは1976年の入居開始から30年以上が過ぎ、高齢化が進んでいる。
学生の感性を生かした間取りの部屋を増やして若年層の入居を促す。
URが団地の改修で大学と連携するのは初めて。
まず賃貸8戸で
洛西ニュータウンでUR西日本支社が管理する6団地のうち、洛西境谷東、洛西竹の里の2団地を選び、3LDK(61〜81平方メートル)の賃貸住宅を4戸ずつリノベーション(大規模改修)を施す。
昨秋、URが京都女子大の井上えり子准教授(建築計画学)に相談。
井上准教授が生活造形学科の学生に呼び掛け、改造費の予算が80万円以内、コンクリート部分は施工しないなどの条件をつけて募集した。
2〜4年生の34人が6月に提案し、審査で施工の対象となる8件を選んだ。
最優秀の学長賞に選ばれた案は、和室3室と台所・食事室を洋室1室にまとめ、玄関からベランダまで通路のような土間を設けた。
自転車を玄関から入れ、通路を通って正面の壁に掛けられる。
それ以外の案も物入れだった場所を冷蔵庫置き場にして台所の使い勝手をよくしたり、収納場所を増やしたり、無地の白い壁紙を模様入りに変えたりするなど、女性らしい工夫があるという。
URによると、若年層は一般に3LDKのような間取りよりも、洋室や広い間取りの部屋を好むという。
これまでも同ニュータウンで和室の一部を洋室にするなどの改修を施してきた。
新たな感性を取り入れることで、多様な部屋をそろえる。(以下省略)
上記の最優秀学長賞がこちら
↓(拡大可)
曲線の土間がなかなか斬新です。
URは最近、無印良品やIKEA等と提携し既存物件のリノベーションを行っています。
URが益々デザイン意識を持ってリノベーションに進出してくると一般大家さんにとっては脅威。
民業圧迫だと思うのですが^^;
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