先日、住宅扶助見直しの記事が載っていました。
<生活保護>住宅扶助も見直しへ 厚労省毎日新聞 10月4日(金)配信
厚生労働省は4日、生活保護の一つで家賃を実費支給する「住宅扶助」など三つの扶助や各種加算制度を見直す方針を、厚労相の諮問機関、社会保障審議会の生活保護基準部会に示した。
生活保護は8月に生活費にあたる「生活扶助」の減額が始まったばかりだが、今回の見直しも全体では引き下げとなる見通し。
主なものは来年度以降に実施する。
今後見直すのは、住宅扶助に加え、仕事に必要な技能を習得するための「生業扶助」、生活扶助の一部で受給開始時の衣服費などをまかなう「一時扶助」など。
同部会は消費実態に関する統計や自治体へのアンケートを分析し、支給水準を検討する。
また、生活扶助の切り下げが受給者に及ぼす影響も議論する。
生活保護を巡っては、自民党の意向を受け8月から生活扶助のカットが始まった。
3年かけ670億円を削減する。
96%の受給世帯で減額となり、削減幅は世帯によって最大1割に及ぶ。
しかし、財務省は一層の給付カットを求めている。
7月の生活保護受給者は約215万人、約158万世帯で、世帯数は過去最多を更新した。
受給者や支援者からは、「部会の議論がさらなる切り下げにつながるのでは」との声も上がっている。
昨年度の住宅扶助一覧表。
↓(拡大可)
意外とご存じない方がおられますが、
「基準額」は単身世帯で、「1.3倍」は2〜6人世帯です。
7人以上はさらに支給額が多くなります。
貸家の空室が増加している現実を考えると、かなりの削減が可能だと思います。
大阪の場合42000円までですが、実際には1万円台の1Rマンションもかなり見受けられます。
感覚的には半減しても大丈夫(特に単身世帯)な気が。。。
先日テレビを見ていて、「ビールの本数を減らさないと」と生活保護の方がインタビューに答えられていました。
ビール???、、、、少々、いや強い違和感を感じました。
多くの視聴者がそうだったと思います。
セーフティネットとしての制度維持は必要ですが、過剰な税金投入はこの機会に見直すべきと個人的に思います。
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コメントありがとう御座います。
家主も特定の制度だけに依存しているようではダメですよね。
社会的使命感を持って賃貸経営しないとこれからは長続きしないような気がします。