木の「枝」と「根」の不思議

2013.12.19



隣地から越境して伸びてきた木の枝。
落ち葉が落ちたりして厄介ですよね。

宅建主任者ならご存知だとは思いますが、木の枝、勝手に切ると犯罪。
器物損壊罪に該当する恐れがあります。


民法に規定があります。
 
<民法 第233条>
1.隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。
2.隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。



@なぜ勝手に木の枝を切れないのか?

・枝に価値のある果実があったり、観賞用として付加価値のある可能性がある
・隣地所有者に植え替えの機会を与える


Aなぜ木の根は切れるのか?

・地中内で所有者が完全に判別できない



落ち葉被害があった場合、管理上納得できない民法ですが、法律なので仕方にですね。

ちなみに、旧民法では第2項が「切り取ることができる」ではなく「截取(せっしゅ)することができる」となっていたそうです。
つまり越境した「根」は、所有権を取得出来る、と言う解釈が正解ですね。


民法は奥が深いですが、賃貸業と言う商売をするなら知識として必須。
正攻法ばかりだとうまく行かないのが賃貸業でもありますが・・・。



posted by ゴン at 19:00 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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