損益通算とゴルフ会員権

2014.02.07



バブル崩壊と共に長年値下がりしていたゴルフ会員権。
昨年、アベノミクスがきっかけで下げ止まり、横ばいから値上がり相場になっていました。

ところが最近、また値下がり傾向。
その理由に、平成26年度税制改正大綱に盛り込まれた所得税法の改正があります。

ゴルフ会員権は、譲渡により売却損が出た場合、他の所得と損益通算が出来ます。
ところが、この措置が2014年3月末で終了することが決まりました。

今年に入って、損益通算目的での売却が増え、相場を押し下げているわけです。
当然、買主も分かっていますから、3月まで様子見をしていると言った感じですね。


ゴルフ好きでプレーは続けたいが損益通算も活用したい方。
一度、ゴルフ会員権を売却して譲渡損を確定させて損益通算し、同時に同じゴルフ会員権を購入(いわゆるクロス取引)すれば一挙両得な対策だと思います。
(厳密には名義書き換え料が発生しますが、、、)

ゴルフ会員権相場を見ていると、国策で相場が左右される典型ですね。



余談ですが、所得税法で規定されている所得は全部で10種類あります。
「不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得、給与所得、退職所得、利子所得、配当所得、一時所得、雑所得」

このうち損益通算の対象となっているのは、不動産所得事業所得山林所得譲渡所得


「不動産所得が赤字だと損益通算できるので給与所得の税金が一部還付されますよ」
という営業トークで新築投資用区分マンションが盛んに販売されていますね。

よほどのインフレ社会にならない限り、確実に損するスキームです。

全ての事業は黒字が大前提。
赤字前提の投資案件を損益通算という甘い言葉ですりかえているだけです。

実は私、不動産賃貸業をはじめる以前の会社員時代、これに騙されそうになりました^^;
確か表面利回り4%(笑)
自分で調べることで事業として成り立たない事に気付き、この案件には乗っからず、逆に不動産投資を考えるきっかけにもなりました。

詳細はここには書きませんが皆さんも気をつけましょう^^



posted by ゴン at 19:00 | Comment(0) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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