空室の現状回復工事。
最近はリフォーム以外にもリノベーションが盛んに行われています。
一般的な定義では、
リノベーション:新築より機能向上させたり価値を高めたりする(改修)
リフォーム:老朽化した状態を新築に戻す(修繕)
室内状態以外にも、建物立地や家賃相場等でどちらを行った方がメリットあるのかを検討することになります。
近い将来、新築がもてはやされる時代は終わりをつげ、中古再生が主流になる可能性があります。
そうするとリノベーション市場は、今後、ますます拡大しそうですね。
とはいえ、現在の賃貸市場で考えてみると、多くの場合、リフォームの方が採算が合うかと思います。
この玄関廻り。
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退去時、昭和テイストの香りでした。
客付け再募集に当たり、リフォームを実施。
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玄関と廊下の床にCFを上貼りし、玄関扉と木部を白く塗装。
ソフト巾木をホワイト系に交換。
この部分だけだと工材込3万円ぐらいでしょうか。
たったこれだけでも内覧時の印象が大きく変わります。
リフォームでもリノベーションでも、常に対費用効果を考えることは重要。
無駄のない修繕を行うことが収支上一番重要だと思います。