『札幌不動産投資のすすめ』

2014.06.29



札幌に特化した不動産投資の本を読みました。


札幌不動産投資のすすめ
坂上 一樹 (著)





札幌の不動産会社代表者様が書いた本。
単なる宣伝本なのかなと思っていましたが、そうではなかったです。

坂上さん自らも年間家賃収入6億円強を得ている大家さん。
「相続対策のために札幌で木造3階建を買う」ことを主眼に置いた本でしたが、札幌の不動産市況について、いろんな知見が書かれていました。



札幌がねらい目の理由として書かれていた内容。

1) 全国第二位の人口流入都市である
2) 企業誘致の増加、北海道新幹線の開通など将来性が見込める
3) 個人投資家の手が届く割安な物件が多い
4) 評価額が低いため購入時の諸経費が低く抑えられる
5) 築10年以内の物件が多数ある



議論したい項目もありましたが、概ね、なるほどと思わせる内容。

著者が数年前に建てた7900万円の木造アパート。
建築費が高騰している現在、1億2000〜3000万円ほどの予算を見ないと建たないと書かれています。

先日札幌を訪問した時に投資家仲間から聞いた話とも一致。
札幌の投資家仲間が今竣工している新築物件は数年前に契約したもの。
今は新築しても建築コストが合わないので土地の仕込みを中心にしていると口々に聞きました。


札幌で不動産投資している方にとっては勇気をもらえる本。
現在相続に興味がなくても参考になります。



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posted by ゴン at 20:00 | Comment(0) | おすすめ書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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