先日19日、住信SBIネット銀行は、住宅ローン取扱額が営業開始以来6年11ヵ月で1兆9000億円を突破したと発表しました。
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しかも、下記の魅力的なサービスを付帯。
・ネットと郵送で手続き完結
・一部繰上返済手数料や、団信・8疾病保障の保険料が無料
・女性の顧客にはがん診断給付金付き(「ネット専用住宅ローン」)
これで、固定金利 5年(当初引下げプラン)が年0.50%。
日本経済新聞には昨日、下記の記事がありました。
住宅ローン、借りやすく 大手銀が相次ぎ優遇策2014/8/25 日本経済新聞 電子版
住宅ローンが一段と借りやすくなっている。
大手銀行が長期ローンと併用する顧客などに、過去最低水準の金利をさらに引き下げる優遇策を相次いで導入した。
ネット銀行も対抗して金利引き下げに動いている。銀行間の競争が消費者に恩恵をもたらしている。
みずほ銀行は8月から、期間11〜35年の長期ローンを併用すると、期間2年の固定型の金利を年0.35〜0.45%にする優遇策を始めた。
例えば、2000万円の住宅ローンの半額を長期に、半額を期間2年にすれば、長期部分の金利は年1.76〜2%で確定。
2年の部分は通常の年0.95%より半分以下の低利で借りられる。
三菱東京UFJ銀行も7日から、期間21〜35年の長期ローンと併用する場合、期間3年の固定型の金利を年0.65%とした。
通常の年1.4%より大幅な引き下げだ。
大手銀の変動型の住宅ローン金利は年0.775%程度だ。
それよりも低い短期固定型の住宅ローンを投入したのは、住宅購入を検討している個人の背中を押したいからだ。
りそな銀行も7月下旬から、他の銀行からの借り換えをネットで申し込む顧客を対象に、10年固定型の金利を通常の1.4%から1.1%に引き下げている。
三井住友信託銀行も二世帯住宅を建てる個人などの金利を通常より下げている。
新規参入行ではソニー銀行が15日から、購入額の10%以上にあたる頭金を用意した顧客の金利優遇幅を拡大した。変動型の金利は0.539%と過去最低を更新した。
消費者からすればお金を借りやすい環境だ。
物価の上昇分を差し引けば実質的に金利はマイナス。
足元の市場金利の低下で9月以降も過去最低水準の金利が当面続く見通しだ。
銀行による住宅ローン顧客の奪い合いも激しさを増し、借り手優位が続きそうだ。
各金融機関の住宅ローン向け融資。
儲かっているのか判らない位の低金利ですね。
実は先日、ある金融機関担当者様から事業資金の借換え提案を受けました。
5年固定、10年固定いずれの提示金利も、住宅ローンの優遇金利なみ。
少し前だと私のような新興投資家には考えられないレベルの金利です。
9月の決算期に向けて融資獲得ノルマに奔走しているのでしょうか。
しかし、いつまでもこの状態が続くとは思えません。
今の日銀政策による金利のゆがみをうまく活用したいですね。
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