以前から知られていましたが、、、
宿舎7棟、3年以上住人ゼロ=年金機構に不要資産処分要求―検査院時事通信 10月20日(火)配信
3年以上入居者のいない職員宿舎が7棟(計170戸)あるなど、日本年金機構が保有する土地や建物が有効活用されていないとして、会計検査院は20日、同機構に不要な不動産の処分などを検討するよう要求した。
国に返納させる法規定がないことから、所管する厚生労働省には法整備を求めた。
機構が保有する不動産は、事務所や宿舎など簿価で計約1034億円相当。
元は国有財産で、社会保険庁解体に伴い機構に引き継がれた。
検査院の調査では、2014年度末時点で入居者がゼロだった宿舎は全国に13棟(計248戸)。
このうち北海道と東京、千葉、沖縄にある7棟(簿価約15億円)は、少なくとも3年以上誰も住んでおらず、入り口や窓を板でふさぐなど活用見込みもなかった。
このほか空室が多く、近隣のものと統合可能な宿舎もあった。
京都と兵庫、徳島では、事務所移転で使わなくなった建物を暫定的に倉庫としていたが、廃棄予定の書類などを保管しているだけで、ほぼ遊休状態となっていた。
群馬の倉庫も老朽化で取り壊す方針を決めたまま放置されていた。4棟の簿価は計約7億円だった。
独立行政法人については、10年に不要資産の国庫返納規定ができたが、07年制定の日本年金機構法は未整備のままだった。検査院は「国民の資産であり、不要なら現物や売却金を戻すべきだ」と指摘した。
立地が良いのに使われていない官舎、結構ありますよね。
たまに入札売却になっていますが良い値段が付いています。
多くの建物が、耐震診断からアスベスト診断、埋設物調査まで実施済み。
こういった官舎を安く買って運用している大家さんを知っていますが、廃墟となった建物を再生させることで街にも貢献していますよね。
使われていない公共物、ドンドン民間に払い下げてほしいです。
【脱サラ大家日記の最新記事】