介護保険制度改革が住宅需給を変える?

2016.03.07



今年1月。
厚生労働省が「介護保険制度の適用見直し」検討中と報道されました。


『要介護2,1(軽度者)に対してホームヘルパーが訪問介護で行っていた買い物、調理、掃除といった生活援助サービスを介護保険の給付対象から外す』


『軽度者に対するスロープや手すりをつけるといった住宅改修に対して、介護保険適用を除外』




介護保険制度がスタートしたのは2000年。
当初年間3.6兆円だった介護給付費は、現在10兆円を超えました。

今回の提言は、給付費の削減が目的。




来年、重要な政策が控えています。



『2017年度末までに通所介護・訪問介護は地域支援事業へ移行』



事業移行をにらみ、すでに一部の訪問介護事業所が要支援者への介護サービスの提供を制限したり停止する事例が増えています。


比較的元気な高齢者の行き場が少なくなりつつあります。




不動産賃貸業と元気な高齢者。

今は家主側の都合でいまいちミスマッチですが、、、
近々、大きなうねりが起きそうな予感がしています。


posted by ゴン at 23:10 | Comment(0) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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