全国で初めて2時間の耐火性能を持つ柱を使った木造4階建てのビル。
京都市内に竣工しました。
「京都木材会館」(京都市中京区)
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2時間燃えても木製の柱の芯の部分が残るように、木材の周りに石膏をまいて加工した建築部材を採用。
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すべて国産材を利用し、構造材には京都産のスギとヒノキを使用。
五連のスリット窓は、京町家でよく見る虫籠窓をモチーフ。
下の五連窓の周りは瓦をイメージした段々の金属板葺きを採用。
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外壁の陰影を深くして京都らしさを出しています。
延べ床面積750平方メートルで総工費2億6千万円。
100万円/坪を超えていますが、別途、国から補助金が出ているようです。
1階はテナント貸しで2階に京都木材会館事務所。
3階と4階はワンルーム10戸になっています。
勝手なシミュレーション結果だと、民間ではありえない低利回りですが、そもそも収益目的だけではないので計算自体にあまり意味がないかもですね。
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