相続対策の恐怖

2016.03.14



『相続対策』

2015年1月に相続税が上がってから盛んに聞かれる言葉です。


@相続税の基礎控除の引き下げ 

 改正前 : 「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」が基礎控除
 改正後 : 「3,000万円+600万円×法定相続人の数」が基礎控除

 地価の高い首都圏を中心に、サラリーマン家庭でも相続税の課税対象となる可能性があります。


A相続税率の引き上げ

 改正前は6段階だった税率が8段階に。




アパート経営は代表的な節税対策。

相続税引き上げ後、全国でアパマンが建設されています。
ただでさえ空室が増えているのに、、、




先日、業者様と情報交換して驚愕の話を聞きました。

人口10万人程度のある地方都市で、一人の地主さんが「相続対策」の名のもと、15棟ものアパートを同時に建設したそうです。。。


当然埋まるはずもなく、、、新築なのに大きく家賃ダンピング。

結果、付近の家賃相場を一気に崩したそうです。




ここまで極端な例は少ないと思いますが、、、

全国的に今年は引っ越しが多いという話も聞きます。

それだけ新築が多数供給され、
既築物件から結果的に賃借人が引き抜かれているとも言えます。


今後、二極化がさらに進むのは間違いないと思います。




しかし、15棟も建てた業者様は大儲けなんだろうな、、、、




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posted by ゴン at 21:40 | Comment(0) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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