6月末に終了したゴン資産管理会社の9期目。
現在、会計事務所による申告準備最終段階です。
お盆期間中。
決算書案とにらめっこしながら、経営指標を再点検し財務分析しています。
第9期は第8期に続き資産組み換えを加速した年。
今期も納税額はかなり多いです。
その代わり、自己資本比率がさらに向上。
すでに、倒産リスクが少ないといわれる30%をクリアしています。
確定申告後の予定債務償還年数は約3年に。
着実に短縮できているのですが、自己資本利益率が悪いとも言えます。
流動資産も加味すると前期から実質無借金。
今期は、第二のゴン資産管理会社に資金を貸し付けたりして運用はしていますが金利収入は微々たるもの。
金融機関の融資姿勢を考えると、買うのは簡単な市況。
レバレッジはいくらでも掛けられる状態です。
もちろん、良い案件があれば積極的に投資したいのですが、不動産市況を長期の視点で俯瞰して見れば、今は投資の良いタイミングとは言えません。
今から5〜6年前。
パリッとした一等地RC造が10%以上でたくさん売られていました。
今の物件価格の約1/2だったとも言えます。
将来、ここまで下がるかはわからないですし、もう数年前の価格にはならないかもしれません。
ただ、当方の立場で考えると、
無理してリスクを取ってまで買う必要はもうないということ。
不動産賃貸業にばかり、貴重な人生の時間が忙殺されないよう、バランスには細心の注意を払って判断していきたいと思います。
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