賃貸業を行うほとんどの方が最近実感していること。
それが具体的な数字でデータとして出ていました。
賃貸探し、10人に1人は物件見ずに契約!?
事前絞り込みが加速か?SUUMOジャーナル 9月7日(水)配信より抜粋
リクルート住まいカンパニーが「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」(首都圏版)の結果を発表した。
(中略)
■見学した物件数は0が増加! 契約までの期間も短縮化
調査は、2015年4月〜2016年3月に賃貸に入居し、物件選びに関与した人を対象に行ったもの。
部屋探しの際に見学した物件数は平均3.1件で、2014年の3.5件よりさらに少なくなった。
実際に分布図を見ると、「3件」という回答が21.7%と最多。
次いで、「1件」(17.6%)、「5件」(16.5%)、「2件」(16.4%)、と続く。
生活の拠点になるのだから、3件くらいは見学して、比較検討したうえで決めてほしいものだ。
とはいえ、「0件(見学していない)」が10.2%で、2014年の9.1%より増えている。
見学した物件数が多い(5件以上の)回答が減っていることに加え、この0件が増えているので、平均値は下がるという構図だ。
「賃貸の物件選びに関与した人」に調査しているのに、約10人に1人は、見学せずに賃貸を契約しているというから、驚きだ。
(中略)
では、事前に物件を絞り込むために、ネット等の情報に頼っているのだろうか?
部屋探しに利用した情報源を聞く(複数回答)と、「PCサイト」がトップの51.4%、「スマートフォンサイト・アプリ」が29.6%と続くのは、予想通り。
むしろ、まだスマートフォンよりPCが多いのが意外に思ったところだが、実は、スマートフォンよりも「不動産会社に直接訪問」(30.5%)のほうが多く、「不動産会社からもらった資料等」(16.0%・4番目)や「不動産会社の貼紙」(9.5%・6番目)も多いのだ。
不動産会社の店舗ごとに提供される物件情報も、重視していることがうかがえる結果だ。
(中略)
■最近はインターネットの動画で相当の情報を入手できる!?
(中略)
さて、賃貸の部屋探しでは、事前に物件数を絞り込む傾向がますます強くなっている。
インターネットで物件の写真や動画を紹介するなどで、実際に物件を見学しなくても大体の様子が分かるようにもなっている。(以下省略)
ネットの画像や動画が重要なのは知られていますが、不動産会社に直接訪問される方が多いのも事実です。
ネット戦略だけでなく、仲介不動産会社様との関係も重要。
当たり前の結論ですが、、、
努力を惜しまない営業活動が空室期間の短縮に繋がりますね。
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