『NHKスペシャル あなたの家が危ない〜熊本地震からの警告』
今夜放送されましたが、
食い入るようにみられた方、多いのではないでしょうか?
当方もその一人です。
最新の耐震基準で建てられた木造住宅が熊本地震で倒壊。
それは何故なのか、その要因を追求をする番組でした。
理由の1つに『直下率』をあげていました。
柱直下率 : 2階柱のうち、その真下に1階柱がある割合
壁直下率 : 2階間仕切のうち、その真下に1階間仕切がある割合
最近流行の広いリビング。
壁や仕切りが少なく、地震の際には2階部分の重さを支えきれず1階部分が潰れた形で倒壊する可能性があります。
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住宅瑕疵保証機関の保険制度を利用した住宅の中で、
2階の床が不陸事故を起こし保険金が支払われた事例を直下率で比較。
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直下率の強い因果関係が見て取れます。
最新の耐震基準にも直下率規定がないのを番組ではじめて知りました。
最新の耐震基準を満たしていても倒壊リスクがあるということ。
ある意味恐ろしいです。
これは絶対に耐震基準に入れるべき項目だと思いました。
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