当方が不動産投資を実際にはじめたのが2006年。
2005〜2006年頃といえば、プチバブルの真っ只中。
多くの不動産会社HPには「オーバーローン可能物件」の特集が組まれ、大々的に仲介されていました。
融資は、今ある某地銀4.5%でなく、都市銀行や地方銀行が1〜2%の金利で表面利回り12%前後の地方RC造物件に融資を出しまくっていました。
ノンリコースローンや収益還元法がもてはやされ、年収200万円のOLでも買えた!的な不動産投資本もありましたね。
この時期にはじめたサラリーマン大家さんはとても多いです。
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当方もその類の1人^^
札幌市の平成築RC造 ファミリー物件 利回り16%×2棟 合計52世帯。
某都市銀行のノンリコースオーバーローン(2億数千万円)で2棟同時決済しました。
仲介手数料や10年分の火災保険料にまで融資が付きました。
本当のオーバーローンですね。
今では考えられない融資条件です。
だって当時、私は不動産賃貸業に全くの素人リーマンだったんです。
誰にも頼らず、一人でひたすた銀行廻りをし、努力した結果ではありました。
(ちょっと自慢です、、、^^)
ちなみにこの物件。
10年たった今でも保有し安定経営しています。
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今では再現性の低い投資法ですが、仮に同じような時代が来た時にゼロから不動産投資をはじめるとしたら、当方はまた同じ投資法を選択すると思います。
でも、同じようにこれからはじめたいという人に聞かれたらお勧めしません。
「不動産会社が勧めるから」とか「先輩大家さんがOKしてくれたから」といった安易な理由で参入するのは危険極まりないと思います。
理論は机上の空論か?
実はそんなことはなくて実際に使える道具になっています。
経営判断を丸投げし自分で考えないのは一番ありえない事と思います。
・当時素人だった当方がなぜ2億数千万円のオーバーローンを受けられたのか
・サラリーマンでは一生返せないような借金が怖いと思わなかったのか
次回以降、このあたりを書いてみようと思います。
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