銀行融資の可否もAIで判断。
そんな時代が目の前に迫っているようです。
三菱UFJ銀、AIで創業期でも融資
入出金分析 対面せずコスト減2018/3/27 日本経済新聞朝刊
三菱東京UFJ銀行は2019年度にも人工知能(AI)を使った中小企業向け融資を始める。
非対面でコストを抑えつつ、預金口座の細かな入出金データをもとに財務諸表には表れない「リアルな返済能力」を判断する。
これまで融資対象になりにくかった創業後間もない企業にも資金を供給する新たな融資モデルの確立を急ぐ。
三菱UFJ銀は27日、
AI開発のエクサウィザーズ(東京・港)に1億円を出資する。
そのうえで三菱UFJフィナンシャル・グループ子会社でフィンテック分野のサービス開発を担うジャパン・デジタル・デザイン(JDD)が同社と業務提携。
具体的な審査モデルの開発などに着手する。
想定しているのはAIをフル活用し、
企業実態に沿った柔軟な融資の実行だ。
現在は「3期分の決算書類」など外形的な要件がそろっていないと、そもそも融資可能かどうかを判断するモデルに当てはまらない。
AI融資では、企業の預金口座の入出金データをもとに信用力をスコア化し、融資の可否や利率を決めるしくみだ。
(中略)
他のメガバンクでもAIを活用する動きが広がっている。
三井住友銀行は今夏にも取引先の業況の変化をAIで検知するシステムを稼働させ、みずほ銀行も18年度から中小企業向け融資の審査にAIを生かす方針だ。
都市銀行が融資判定にこぞってAIを導入。
地銀や信金にも順次広がるんでしょうか。
今ある、支店方針の違いや銀行員の考え方による融資条件の違い。
近い将来、
決算書によるAI判定が融資可否の全てになる時代が来るかもですね。
銀行員も大変な時代になりそうです。
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