6月に起こった大阪北部地震による建物被害。
9月に来た台風21号による建物被害。
すぐに確認できない箇所も多くありますので、
機会を見て、確認調査することにしています。
『給水ポンプ』
1棟物マンションの多くに使われています。
受水槽の破損やヒビ割れによる漏水が無いか。
被害確認項目の一つです。
京都マンション1号の受水槽は、1F店舗からしかアクセスできず、
被害確認が遅くなりましたが、了承を得て確認しました。
受水槽の被害はありませんでしたが、、、
給水ポンプが被害を受けていました。
通常、ポンプ2台による自動交互運転ですが、
1台が故障し、片肺による連続運転になっていました。

その後、給水ポンプメーカーに修理と調査を依頼。
台風21号で起こった停電で、
復電時に過電流が流れ、基盤が故障したと判断されました。
基盤は廃番により在庫なし。
修理ができないので新品給水ポンプへの交換となりました。
交換が完了するまで、片肺の自動運転でしのぎます。
↓

火災保険で保険金を受け取れるのが不幸中の幸い。
被害がどこに隠れているかわかりません。
被害の確認作業は必須です。

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