マンション共用部のLED化。
所有する物件のほぼ全てで完了しています。
しかし厳密に言えば、、、
一部が現在、違法状態となっています。
なぜなら非常用照明を兼ねた照明器具で、
蛍光灯から直管LEDに付け替えているからです。
非常用照明の場合、
既存器具で直管LEDに変えただけでは不適格になります。
非常用照明にLEDが使用できない理由ですが、
非常用照明に関わる告示により、照明器具の構造として下記を求めています。
•照明器具は、
耐熱性及び即時点灯性を有する「白熱灯」「蛍光灯」とする
•白熱灯のソケット材料はセラミックス、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂に限る
•蛍光灯は即時点灯回路に接続していないスターター型蛍光ランプを除く
•蛍光灯のソケット材料はフェノール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、メラミン樹脂、メラミンフェノール樹脂に限る
わかりにくいですがLED電球は、
「白熱灯」でも「蛍光灯」でもないため、採用できないとされていました。
平成26年、パナソニックがLED光源による非常用照明を発売開始。
「国土交通大臣認定制度」を活用し、LED光源の非常用照明が普及しました。
現在では各社からLEDの非常用照明器具が発売されています。
しかし、バッテリーが内蔵されているため、今でもとても高いです^^;
・既存の非常用照明器具が老朽化
・違法状態を解消
上記理由により、
照明器具ごとLED非常用照明器具に交換する準備をしています。
コストはかかりますが、さらに電気代は下がると期待しています。
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