業界で有名だった『スルガスキーム』
スルガスキームとは、一言で言えば、
『スルガ銀行の基準を満たす物件を購入していくこと』。
当初、審査スピードが早く、いち早く融資をつけることがメリットでした。
ところが、、、いつの頃からかサンタメ業者の商売道具に。
2017年夏ごろまでは融資ジャブジャブ状態。
スルガ銀行の基準を満たす物件であれば、高く売却できました。
一方、出口として受け皿になったサラリーマン投資家がいるのも事実。
全部とはいいませんが、かなりの売買で、「かきあげ」と言われる二重契約書をつくったり、「エビデンス改ざん」、「レントロール改ざん」が行われ、ムリヤリ融資をつけていたと思われます。
さらには、一物件一法人で短期間で急激に物件数を増やした方もおられます。
今、その取引の多くが金融機関の調査対象になっています。
私の周りの大家さんで最近、
金融機関から一括返済を求められ、やむなく売却活動している方がいます。

一括返済を求められなくても、今後の取引停止を通告された方もいます。
一部金融機関ではすでに厳しい態度で調査しているようですが、
他の金融機関にも波及するでしょうし、徹底調査するべきだと思います。
すべての膿を出し切って、健全な不動産市場に戻ることを期待します。
(ただ安く買いたい。これをポジショントークとも言うw)

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利ザヤが商売なので全く出さないことはないと思います。
出して頂ける立場になっておくことが重要ですね。