最近は郊外を中心に、
不動産相場(売値設定)が下がったな~と思うことが多いです。
先日、京都市内の地下鉄駅から徒歩3分の土地情報がきました。
商業地域で容積率700%の地域。
京都市内は高さ規制が全国一厳しいので、
商業地域700%と言っても、容積が全部食えない地域がほとんど。

しかしこの場所は、高さ規制を見ても10階建(高さ31m)まで建築可能。
何より驚いたのが、一種単価42.8万円という安さでした。
ここ数年、付近の一種単価は100万円が相場ですので、約半値。
これは速攻で売れるな、と思いながら、、、
問い合わせはせず、、、なぜか新築メガ大家Zさんに土地について質問。
同じルートで同情報を入手していました^^;
問題は間口が5.8Mと狭く、京都市内らしいウナギの寝床型土地形状。
この間口幅でRC造を建築するには効率が悪く、
Zさんのボリュームチェックでは仕上がり6.0%〜6.5%程度とのことでした。
当方の試算では、1Fに店舗を入れたら最低7%は行ける気がしました。
そうこうしているうちに、買付が殺到。
即日、宅建業者が(転売用?ホテル用地?)購入したそうです。
一種単価で見たら相場の約半値ですが、間口の狭さに起因する、
仕上がり利回りで見たら、相場より2〜3割安い程度ですね。
(それでも十分安いですが。)
こういった値段で市場に出てくること自体、
不動産相場の値下がりを示しているのかもしれません。

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