当方が所有する大阪マンション2号。
平成2年築の建物で当方が3代目の所有者になります。
本物件は、完成図書も含め、建築時からの書類が全て引き継がれています。
所有権移転時に引き継がれず、紛失する物件が多い中、ありがたいです。
書類が揃っていると、メンテナンス時や改修工事の時に、
検討がスムーズに運びます。
これら書類の中に、
平成2年の新築時の募集パンフレットがあります。
平成2年といえばバブル真っ只中。
80平米代の2LDKであるこの建物の賃貸募集条件がぶっ飛んでます。
↓
<募集条件>
家賃30万円 共益費2万円
保証金300万円 敷引き120万円
(以上201号室の場合)
<入居資格>
大手企業の部課長以上、中堅企業のオーナー役員、
大学教授、医師、弁護士、社会的信用のある方
現在、大阪市中心部のタワマンの同様間取りで家賃30万円はあります。
しかし本物件は大阪郊外に立地している上に、
初期費用で保証金300万円の賃貸物件は見かけません^^;
そしてなにより、入居資格で職業を指定するなんてあり得ません。
まさに、バブルですね^^;
当時はこの条件で賃貸業が成り立つと考えられた時代。
初代所有者(建築主)は、
バブル崩壊と共に自己破産して本物件も他人の手に渡ることに。
ちなみに現在(購入時)の家賃設定は共益費込約12万円。
新築時の約1/3です。
何事も「絶対はない」ということなんでしょうね。
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