欠陥マンションの『今』
2019.11.30
全国にたくさんあるといわれる欠陥マンション。
その中でも関西で飛びぬけて?有名な欠陥マンションをご存知でしょうか。
『大津京ステーションプレイス』
2009年竣工ですが、当初から問題続き。
雨が降ると火災報知器が誤作動し深夜早朝かまわずサイレンが鳴り響く。
漏電の恐れがあるからと、エレベーターも都度停止。
敷地内の立体駐車場も地下水で約1m浸水。
近所の平置き駐車場をずっと借りているとか。
新築分譲時3800万円だった最上階の部屋。
現在の資産価値は50万円にまで暴落したそうです。
売主の大覚と施工した南海辰村建設は、双方の責任をめぐって裁判中。
2013年の一審では大覚側が敗訴。
今年4月の二審では逆転判決の大覚側勝訴。
南海辰村建設側に解体費用など約15億円の損害賠償が命じられました。
現在、南海辰村建設は上告中。
様々な報道内容を過去から見ていますが、
瑕疵はないという南海辰村建設の主張は無理があると言わざるを得ません。
一番の問題は、この間、住民がほったらかしに。。。
資産価値がほぼゼロ円の物件に住宅ローンを払い続けていることになります。
アパート・マンションの施工不良トラブルは、いつの時代も後を絶ちません。
2005年姉歯事件、最近もレオパレス不適切施工が世の中を騒がせています。
我々消費者が出来ることは限られますが、、、
自分でできることは自分で確認すること以外に対策はないですね。
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