京都の商業地下落中

2020.03.23



数年前までホテルバブルだった京都市内中心部。



lmv;,asv.jpg





ホテル用地となるような立地で、容積率400%の地域だと、

一種単価100万円をゆうに超えていました。



京都では、コロナウイルス蔓延の前にホテルバブルが崩壊。

客室単価が下がり、収益性が急激に悪化しました。



訪日外国人は順調に増加していましたが、

それ以上にホテルの供給が増えてしまったことが原因ですね。



個人経営の体力が無い簡易宿泊所を中心に撤退が相次ぎました。



そこにもってきてコロナウイルス関連で訪日外国人が激減。

京都市内の客室稼働率は一気に下がりました。



今、京都市内のホテル単価は数百円からと、

恐ろしい宿泊価格になっています。



当然、直近の売土地価格にも反映されています。



商業地域400%の売土地情報を見ると、

一種単価70万円台の売土地もチラホラ見かけるように。



最近、遅行性の公示地価が発表され上昇となってましたが、

実態は明らかに価格下落していますね。



京都市内の定点観測から見えるのは、約2年前の土地価格がピーク。

現在は5年ほど前の土地価格に逆戻りです。



この先、どこまで価格下落するか(もしくは反転するか)。



建物の建築単価が上がっている状況を考えると、

まだ底ではないかなと思います。




人気ブログランキング




posted by ゴン at 18:00 | Comment(2) | 地名 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コロナが収束する、ワクチンが開発されるという類のことが起こると爆上げすることもありそうですが、大分先になりそうですよね。。。
Posted by じゅん at 2020年03月24日 06:53
じゅんさん

未来は誰にもわからないので、各自で推測して判断するしかないですね。
Posted by ゴン at 2020年03月24日 17:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: