『セーフティネット融資』の営業電話

2020.04.19



4月に入りましたが、コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言で、

春になった、って実感があまりないですね^^;



飲食店や観光業の方の被害は甚大で、

中小企業等で資金繰りに苦労されているニュースをよく目にします。



そこで、政府がコロナ対策で打ち出した緊急融資対策。



政府系金融機関や保証協会等が、実質無利子で資金調達できる制度を用意し、

全国的に申し込みが殺到しているようです。



信用保証協会では、セーフティネット保証4号と5号、危機関連保証も発動中。



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保証料や融資期間などは、各信用保証協会によって異なりますが、

自治体によっては、利子補給や保証料負担などの優遇しているところも。



保証協会が100%または80%を保証するということは、

金融機関にとっては、貸し倒れリスクがほぼゼロ。



融資を伸ばす絶好のチャンスと捉える金融機関も多いです。








現に、当方の取引先金融機関からも、


「各金融機関からコロナの影響はありませんか?」

「該当するなら、とりあえず借りておきませんか?」


的な営業電話が非常に多くなりました。



少しでも借りて欲しそうです。。。



しかし、いくら実質無利子といっても、

融資期間は運転資金で8〜10年の制度が多いです。



収益不動産購入資金として0%台で借りている人にとっては、

あまり、というか、全く魅力的ではないですね。



仮に2%台で借りているとしても、

融資期間20年とか30年の方が不動産賃貸業には馴染みます。



返済期間10年前後で借りても良いのは、

高収益の事業者(今回影響の大きい宿泊業や観光業)だと思います。



そもそも不動産賃貸業に運転資金は馴染まない業種。



どんな時代でも、物件購入時にしっかりと貸してもらえる

財務体質になっておくのが一番だと思います。



1〜2年後、

「資金使途違反発覚で一括返済を求める」的なニュースが流れないかな。。。




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posted by ゴン at 16:02 | Comment(0) | 融資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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