退去時の破壊的支出

2020.05.31



当方がメインで所有する物件を要約すると、

政令指定都市にある築20〜30年の郊外型1棟RC造ファミリー間取り。



当てはまらない物件もありますが、多くはこんな感じの所有物件です。



メリットは入退去が少なく、

家賃が比較的安めなので、景気や今回のようなコロナの影響が少ない事。



デメリットは退去時の原状回復費用が高くなること。




明日で5月が終わりますが、来月末退去の連絡が今のところ1件。



この方の入居期間は13年2か月。

おそらく、、、退去後に全面改修工事が必須ですね^^;



直近を振り返ってみれば、

4月末退去連絡(5月末退去)が2件で、入居期間は8年と19年2か月。


1月末退去連絡(2月末退去)が1件で、入居期間は16年8か月。



191室所有でこの退去数ですから、退去率はかなり低め。

2〜3年程度での退去はあまり多くないです。



しかし、退去1室あたりの原状回復費用は破壊的支出を伴います。




入居期間19年2か月の2LDK退去時室内




IMG_1373.jpg





今のご時世、2〜3年毎に入退去が発生すると、その都度、

広告費や仲介費用など、外部(客付会社等)への支出が伴います。



一方、原状回復費用は外部への支出ではなく建物への投資。



トータルでシミュレーションすると、礼金や更新料を取れない地域では、

快適な住空間を提供して長期間入居頂くことが、安定経営に繋がります。



退去時に破壊的支出があったとしても、必要コストと割り切り、

ケチらず清潔感のある部屋を提供していきたいと思います。




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posted by ゴン at 16:00 | Comment(2) | 脱サラ大家日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕も同感です。原状回復をケチるとその後の客付が弱くなり結局空室損失が膨らみトータルで損失になるっていうパターンを経験しましたし。
Posted by じゅん at 2020年06月01日 06:40
じゅんさん

空室期間が1日でも短くなるなら、結局は得になります^^
Posted by ゴン at 2020年06月02日 00:38
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