今年も7月1日に発表された令和2年分の路線価。
『○○年連続上昇』
『バブル期以来の〇千万円台へ』
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等々。
景気の良いタイトルが紙面に並んでいましたね。
注意が必要なのは、路線価の算出は1月1日時点の価格を基準にしていて、
今回のコロナ感染の影響を含んでおらず、しかも路線価自体が遅行性指標。
勉強している不動産賃貸事業者は、みな知っています。。。
ホテルやオフィスが立地する商業地を中心に値下がりしていることを。
国内に訪日外国人がほとんどおらず、テレワークが普及した現在、
当然の流れですよね。
しかし、売物件を見ていると、稀に、、、
『路線価上昇地域! 将来も資産価値大!』
といったキャッチコピーで、コロナの影響が直撃してるような物件が、
(コロナ影響前の価格水準で)平然と売りに出されています。
ほとんどは売れ残っていますが、
中にはそんな高値のままで売れていくようで。。。
情報弱者というか、、、勉強不足というか、、、
自己責任ではありますが、なかなかえげつない感じです^^;
このままだと、来年の路線価は確実に下がります。
はじめて物件購入される方は、業者様の言うことを鵜呑みにせず、
自分でも調べてみることが大切。
良心的な不動産屋も存在しますが、悪徳不動産屋も確実に存在します。
『騙された!』は通用しないのが不動産の世界。
最終判断は自分自身である、ということを絶対に忘れないでほしいです。

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