東京オリンピックを見越して運用開始された羽田新ルート。
記事によると、不動産価格に影響ありとなっています。
タワマンの不動産価格にも影響大。ドロ沼化する羽田新ルートの騒音9/2(水) HARBOR BUSINESS Online
都心の空が騒がしい。
羽田空港の新しい離着陸ルートの運用開始から5か月。
想定外の騒音の大きさに住民たちは困惑している。
資産価値の低下も囁かれ始めたが……
テレワークもできない!騒音で引っ越した家族も
想定以上の騒音だった。
国交省は「羽田新ルート」の運用開始1か月の騒音測定データを8月4日に公表した。
うち9例で住民らに説明していた平均推計値より1〜4デシベル大きいことがわかったのだ。
(中略)
新ルート直下にある不動産の資産価値が低下する懸念
こうしたなか、懸念されているのが新ルート直下にある不動産の資産価値の低下だ。
大井町駅近くにある不動産店主は言う。
「4月以降、新ルートによる騒音を理由とした退去が2件あった。いずれも飛行高度が300mになる大井町エリアに住んでいた、幼いお子さんを持つ家庭です。一方、同エリアで新たに部屋探しをする人も、騒音問題を気にして飛行時間帯に内見をしたいという人が増えています。実際に騒音を聞いて諦める夫婦もいました。周辺物件の資産価値の低下を示す客観的なデータは現状まだありませんが、マイナス要因であることは確か」
物件のオーナーも資産低下リスクに気をもんでいる。
渋谷区内のマンションを所有する男性は言う。
「新ルートに対して反対の声を上げようと住民に呼びかけたんです。しかし、管理組合の理事長からやめるよう圧力をかけられた。どうやら不動産業者から『マンションの資産価値が下がるから黙っておいて』と言われたらしい」
騒音は不動産価格にどの程度の影響を与えるのか。
マンションアナリストの武内修ニ氏は言う。
「不動産価格の変動はさまざまな要因があるので、単純計算はできません。例えば、’94年に民間企業が米連邦航空局に提出した報告書には、ロサンゼルス国際空港北部では騒音が1デシベル上がるにつれ不動産価格が1.33%下がるという分析結果があります。この数字を基にすれば、大井町駅周辺の不動産価格は27%程度下がることになる(20デシベル×1.33)。一方で、一部はすでに織り込み済みであることを示唆するデータもあります。品川区の中古マンションの相場は’16〜’20年で約16%上昇していますが、新ルート直下のタワマン相場はほぼ横ばい。また、新ルートから150mの距離にある某タワマンは5%ほど値を下げています」
(以下省略)
騒音に関しては偏り記事なのか、、、
都内に住んでいるわけではないので真意はわかりません。
音圧で考えるか音の強さ(エネルギー)で考えるかで違いますが、
エネルギーは、音圧の2乗に比例します。
記事の3デシベル程度が本当ならば、音圧は約2倍違います。
決して気にならないレベルではないです。
すでに不動産価格に反映されているとすれば、
影響はあったと考えるべきなんでしょうね。
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