毎年、融資頂いている金融機関に提出する決算書。
税理士さんから出てきた決算書をそのまま提出した場合、
金融機関の評価が、実態より低くなってしまっている可能性があります。
1年間で新たに物件購入すれば、登録免許税や取得税がかかります。
一方で、期中に購入した物件の家賃収入はフル計上されません。
もし新規の物件購入が無かったとしても、期中に大規模改修を行えば、
修繕費が非定常に大きく計上されている可能性が高いです。
金融機関担当者様は日々忙しいです。
経営者がしっかり説明しないと、
総勘定元帳から上記を汲み取って決算書を補正してくれる可能性は低いです。
なので私の場合、毎期、非定常の経費項目を一覧表にして、
担当者様に補足説明しています。
税理士さんから受け取った決算書をそのまま出さない。
ちょっとしたひと手間で、
自分の会社の格付けが実態より低くみられるリスクを回避できます。
経営者にしか判断出来ない重要な任務の1つだと思います。
人気ブログランキング
【融資の最新記事】