ビレッジハウス × レオパレス
2020.11.01
『ビレッジハウス』ご存知でしょうか?
米投資会社フォートレス・インベストメントによる賃貸住宅サービスで、
2017年廃止の雇用促進住宅を買収して改修、低価格賃貸「ビレッジハウス」として運営しています。
低価格賃貸なので入居審査は緩いです。
・職業、年齢、国籍不問
・礼金、敷金、更新料、共益費は不要(ゼロゼロ物件)
・仲介会社を経由しない場合は仲介手数料不要
・初期費用は当月分の日割り家賃、翌月分の家賃、火災保険料のみ
・銀行届出印、身分証明書、収入証明を内覧時に持参すればその場で申込可能
属性によって、追加資料提出等の例外はありますが、
基本的には、ほぼ全ての入居希望者が入居可能だと思われます。
米投資会社フォートレス・インベストメントはソフトバンク傘下ですが、
先日、レオパレスを支援して債務超過を解消すると報道がありました。
レオパレスは、出資と融資で合計572億円の資金を得るとか。
一方で、米投資会社フォートレス・インベストメントが筆頭株主になります。
ビレッジハウスは約10万戸供給する日本最大規模の大家さん。
レオパレス約40万戸がこれに加わると約50万戸以上の規模になります。
低価格賃貸として影響力を高めれば、
供給過剰の地域を中心に大きな影響を与えるのではと思います。
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かなりの高金利でレオパレスに融資をしていますが…。(苦笑)
もし、レオパレスを立て直すことができたら、本当にスゴイと私は思います。
これから、レオパレスの物件は、相当な家賃値下げがありえそうですね。
そうなるとサブリースの契約をしているオーナーはどうなるのか…。
今回の動きは、これから不動産賃貸業の世界でいろいろな影響を与えそうです。
レオパレスの建物は品質的に家賃が下げざるを得ないので、需要が少ない地域を中心に、近い将来、大きな影響を与えると思います。